EXPERIMENT 36計算モデル
山の高さは、足し算と引き算
持ち上がる量と、削られる量を比べる。
岩石が持ち上がる速さと、地表が削られる速さを決めます。その差によって、山の高さが増えるか減るかを確かめます。
まず、やってみよう「同じ速さ」を押す。
見るところ標高は変わらなくても、持ち上がった量と削られた量はゼロではない。
条件を変えて、比べよう
今の条件では
計算モデル
ひとことで
山の高さが同じでも、中の岩石まで止まっているとは限らない。
どうして、そうなるの?
地表の高さの変化は、岩石が上がる分から、表面が取り除かれる分を引いて考えられます。
例えば毎年3mm持ち上がり、毎年1mm削られるなら、地表は差し引き2mmずつ高くなります。10万年では200mです。
この「岩石の隆起」には、原因をまとめて含めています。侵食で軽くなる反応などを、ここでさらに別の上昇分として足すことはしていません。
ことばの小さな辞典
- 隆起
- 岩石などが上へ持ち上がること。
- 侵食・削剥
- 地表の物質が削られ、取り除かれること。
- 標高
- ここでは共通の基準面から測る、山の頂上の高さ。
計算のしくみ・この模型の限界
標高 H = 2,000m + (隆起速度 U − 削剥速度 E) × 時間。1mm/年 × 1,000年 = 1m。
1. 速度一定、基準面一定の収支モデルです。地形による侵食の変化、地殻の応答、実際の山の将来予測は含みません。
2. 開始時の山は標高2,000mという架空の設定。図は高さと岩石の動きを示す断面模型です。
数値はブラウザ内で計算しています。入力は送信されず、解析タグ・Cookie・外部ライブラリも使いません。元記事の結論全体を再現する道具ではありません。
参考にした資料
England・Molnar(1990)|Surface uplift, uplift of rocks, and exhumation(元記事の参考文献) ↗
資料は考え方・式・近似条件の確認用です。図と日本語の説明文、操作・計算コードはこの版で新規制作しています。