蒸発すると、塩は増える?
水の量と、塩の量を分けて数える。
小さな海の模型から水だけを蒸発させたり、雨を加えたりします。水が減ることと、塩そのものが増えることの違いを確かめます。
まず、やってみよう「水100gを蒸発」を押す。
見るところ塩の質量は変わらないのに、塩分の数字が上がります。
条件を変えて、比べよう
図の上の4つの操作で、水と塩の収支を変えます。水が少なすぎる・多すぎるなど、模型の範囲を超える操作は押せなくなります。
今の条件では
操作の記録(直近8件)
記録はこのページを開いている間だけ保存します。
ひとことで
蒸発は塩を作らない。水が減るので、残った塩が濃くなる。
どうして、そうなるの?
この模型は、水965gと塩35gから始まります。合計1,000gの中に塩が35gあるので、塩分は35g/kgです。
蒸発では水だけを引き、雨では水だけを足します。川の例では水と少量の塩を一緒に足します。塩を取り除く操作も別にして、収支を見分けます。
実際の海には、岩石や海底から物質が入り、生物や堆積物などによって取り除かれる道もあります。海が永遠に同じ速さで塩辛くなるという模型ではありません。
ことばの小さな辞典
- 塩分(この模型)
- 溶液全体1kgの中に、何gの塩があるか。
- 収支
- 入った量から出た量を引き、残る量を数えること。
- g/kg
- 1kgあたりのグラム数。ここでは水だけでなく、塩も含む全体の質量で割ります。
計算のしくみ・この模型の限界
塩分 S = 1,000 × 塩の質量 / (水の質量 + 塩の質量) [g/kg]。蒸発: 水−100g、雨: 水+100g、川: 水+100gと塩+0.1g、除去: 塩−1g。
1. 海水の複雑なイオン組成を、溶けた「塩」の質量ひとつにまとめた模型。電気伝導度で求める実用塩分とは区別してください。
2. 川の塩0.1gなどは任意の教材値。実河川・実海洋の流入量や変化時間は表しません。
3. 飽和、塩の自然な析出、海流は省略。水の範囲を保てない操作は行わず、その理由を表示します。
数値はブラウザ内で計算しています。入力は送信されず、解析タグ・Cookie・外部ライブラリも使いません。元記事の結論全体を再現する道具ではありません。
参考にした資料
NOAA|Why is the ocean salty? ↗
資料は考え方・式・近似条件の確認用です。図と日本語の説明文、操作・計算コードはこの版で新規制作しています。