観察して、理由を考える
同じ値なら、同じ土地の人?
これは何? 歯と骨の同位体比を、3つの架空の地域と照らし合わせます。ぴったり一つに決まらない場合も、そのまま表示します。
やってみよう 「候補が重なる例」を押し、同じ測定値に複数の地域が重なることを見ます。
見るところ 帯は地域内のばらつき、細い横線は測定値に付けた幅です。A〜Cは実在の地域ではありません。
いま分かること
ひとことで
値が合うことは、その土地にいた証明ではない。
どうしてそうなる?
歯のエナメル質と骨は、異なる時期の環境の手がかりを持ちます。ただし、似た値の土地が複数あり、運ばれた食物や埋葬後の変質も値に影響します。数値の照合は、候補を検討する一歩です。
ことばを確かめる
- 同位体比
- 同じ元素の、重さの異なる原子どうしの割合。
- 不確かさ
- 測定値を一点だけでなく幅で考えるための情報。
計算・しくみを詳しく見る
試料の区間 [x−e,x+e] と、各地域の区間 [a,b] が重なる条件は x+e≥a かつ x−e≤b。A=.7080〜.7095、B=.7090〜.7105、C=.7110〜.7130。すべて架空値です。
この模型で分からないこと
区間の重なりは居住確率ではありません。試料の幅は統計的な信頼区間ではなく、入力した比較幅です。地域内の分布形状、食物移入、続成作用は数値モデルに含みません。歯と骨の差だけで移住を断定しません。