観察して、理由を考える
台風には、どんな条件が関係する?
これは何? 暖かい海だけで台風ができるとは限りません。海の熱、赤道からの距離、高さによる風の違いを一つずつ変え、役割を整理します。
やってみよう 「風のずれを切り替える」を押し、上昇する空気の柱を比べます。
見るところ これは条件の説明図です。条件がそろっても発生の保証はなく、発生確率や進路は出しません。
いま分かること
ひとことで
海の熱だけでなく、回転を支える条件や風のそろい方も関係する。
どうしてそうなる?
海からの水蒸気が雲になると熱を放ち、上昇流を支えます。高さで風が大きく変わると、まとまりかけた空気の柱が傾きやすくなります。地球の自転による曲げの効果は赤道で弱く、半球で向きが反対です。
ことばを確かめる
- 鉛直シア
- 高さによって風の向きや速さが変わること。
- コリオリの効果
- 回転する地球から見ると運動が曲がって見える効果。
計算・しくみを詳しく見る
自転による効果の目安 f=2Ωsinφ、Ω=7.292115×10⁻⁵ rad/s。海とシアは定性的な選択肢です。緯度5°は教材の説明区分で、発生を決める絶対境界ではありません。
この模型で分からないこと
天気予報・災害リスク判定・避難判断には使えません。実際の湿度、海の深さごとの温度、初期の渦、大気の不安定さなどを省いています。「深くまで暖かい」も定量的な海洋観測ではありません。