ATLASINTERACTIVE / 52
宇宙を試す / 52

太陽の燃料は、どれくらい長持ちする?

使える燃料が持つエネルギーを、1秒に使う量で割ってみます。核融合のエネルギー量と、明るさによる消費の違いを確かめます。

まず試す「明るさを2太陽分に」を押してください。
見るところ燃料の量が同じまま、何年ぶんになるかを見ます。

上の1マスは太陽全体の質量の1%です。棒の長さは計算した持続時間です。

条件を変える

太陽全体の質量に対する割合。中心の体積の割合ではありません。
1太陽分 = 3.828×10²⁶ W。

いま、何が起きた?
ひとことで

燃料が多ければ長持ちし、同じ燃料でも明るく放出すれば早く使い切ります。

なぜそうなる?

水素がヘリウムへ変わる核融合では、質量の一部がエネルギーになります。大きなエネルギーの蓄えがあっても、寿命を考えるには「1秒にどれだけ出すか」も必要です。

ことばを確認する
光度
天体が1秒間に放出するエネルギー。遠くからの見かけの明るさとは別です。
核融合
軽い原子核が合わさって別の原子核になる反応。
詳しい計算と、この模型の限界

計算方法
E=fM☉×0.007c²、時間=E/L。M☉=1.98847×10³⁰ kg、c=299,792,458 m/s、L☉=3.828×10²⁶ W、f=設定[%]/100。効率0.007は水素からヘリウムへの概算値。ニュートリノの持ち去る分は省略。

ここでは分からないこと
太陽の残り寿命ではなく、設定した全燃料を使う時間の概算です。すべての水素が使えるわけではありません。光度の長期変化、恒星内部の進化、他の核反応を省いたため、実際の恒星寿命の予報には使えません。

出典・記事とのつながり

しくみの確認に使用した資料です。架空データや模型の値は、この教材用に設計しています。

NASA: Our Sun Facts ↗IAU 2015 Resolution B3 ↗
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