EXPERIMENT 39質量の収支モデル

蒸発すると、塩は増える?

水の量と、塩の量を分けて数える。

小さな海の模型から水だけを蒸発させたり、雨を加えたりします。水が減ることと、塩そのものが増えることの違いを確かめます。

まず、やってみよう「水100gを蒸発」を押す。

見るところ塩の質量は変わらないのに、塩分の数字が上がります。

蒸発すると、塩は増える?塩の質量は変わらないのに、塩分の数字が上がります。
水槽の高さは水の質量の目安。丸印は塩の模式表示で、分子の数ではありません。

条件を変えて、比べよう

図の上の4つの操作で、水と塩の収支を変えます。水が少なすぎる・多すぎるなど、模型の範囲を超える操作は押せなくなります。

今の条件では

質量の収支モデル
操作の記録(直近8件)

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    ひとことで

    蒸発は塩を作らない。水が減るので、残った塩が濃くなる。

    どうして、そうなるの?

    この模型は、水965gと塩35gから始まります。合計1,000gの中に塩が35gあるので、塩分は35g/kgです。

    蒸発では水だけを引き、雨では水だけを足します。川の例では水と少量の塩を一緒に足します。塩を取り除く操作も別にして、収支を見分けます。

    実際の海には、岩石や海底から物質が入り、生物や堆積物などによって取り除かれる道もあります。海が永遠に同じ速さで塩辛くなるという模型ではありません。

    ことばの小さな辞典

    塩分(この模型)
    溶液全体1kgの中に、何gの塩があるか。
    収支
    入った量から出た量を引き、残る量を数えること。
    g/kg
    1kgあたりのグラム数。ここでは水だけでなく、塩も含む全体の質量で割ります。
    計算のしくみ・この模型の限界

    塩分 S = 1,000 × 塩の質量 / (水の質量 + 塩の質量) [g/kg]。蒸発: 水−100g、雨: 水+100g、川: 水+100gと塩+0.1g、除去: 塩−1g。

    1. 海水の複雑なイオン組成を、溶けた「塩」の質量ひとつにまとめた模型。電気伝導度で求める実用塩分とは区別してください。

    2. 川の塩0.1gなどは任意の教材値。実河川・実海洋の流入量や変化時間は表しません。

    3. 飽和、塩の自然な析出、海流は省略。水の範囲を保てない操作は行わず、その理由を表示します。

    数値はブラウザ内で計算しています。入力は送信されず、解析タグ・Cookie・外部ライブラリも使いません。元記事の結論全体を再現する道具ではありません。

    参考にした資料

    NOAA|Why is the ocean salty? ↗

    資料は考え方・式・近似条件の確認用です。図と日本語の説明文、操作・計算コードはこの版で新規制作しています。

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