名前を消すことと、中身を消すこと
ファイル一覧と記憶領域を分けて、削除後に何が残るかを観察します。
やってみよう「ごみ箱へ」から順に進め、名前と中身を見比べよう。
どこを見る? SSDでは、古いデータと新しいデータの場所にも注目。
なぜ、そうなる?
ファイルの名前や置き場所は、中身を探すための管理情報です。ごみ箱へ移すこと、登録を外すこと、中身を物理的に消すことは同じではありません。
SSDでは、新しい内容を別のセルへ書くことがあります。TRIMは不要になった範囲を知らせる通知で、通知した瞬間にすべての物理セルが消えた証明ではありません。
ひとことで
「一覧から消えた」だけでは、記録やコピーの消去は確認できない。結果だけでなく、操作の前後で何が変わったかを説明してみましょう。
ことばを確認する
- 管理情報
- ファイルの名前や、データの場所を示す情報。
- セル
- SSDの中でデータを記録する小さな部分。
- TRIM
- 使わなくなった範囲をOSから装置へ伝える通知。
計算のしくみと、この模型の限界
ブラウザ内の模型だけが変わり、端末のファイルは操作しません。表示は代表的な一例で、実機の復元可能性や安全な消去を判定しません。SSDの消去時刻は予測できず、バックアップ・スナップショット・暗号化なども実機ごとに確認が必要です。
HDD模型:登録を外す→同じ領域を別データが使う例。SSD模型:登録を外す→TRIM→別セルに新規書き込み→古い領域の内部消去の例。工程間の時間は表しません。